馬力計算機

トルク値と回転数から hp・PS・kW を同時に計算し、N·m 基準のトルク換算、入力条件の要約、式の流れまで1画面で確認でき、異なる出力表記を同じ基準で比較できる馬力計算機です。

最終更新: 2026/03/13

馬力計算機

トルクと RPM を入力すると、米国式馬力(hp)、仏馬力(PS)、キロワット(kW)を1画面で比較できます。入力したトルクはまず N·m にそろえてから出力へ換算するため、仕様表、ダイノ結果、チューニングメモを異なる単位でも同じ基準で読み比べやすくなります。

入力値
N·m

メーカー仕様表や実測値にあるトルク値をそのまま入力してください。

rpm

最大出力点や比較したい回転域の値を入力します。

すぐ試せる例
早見式
  • kW = N·m × rpm × 2π ÷ 60000
  • 1 hp = 745.6998716 W
  • 1 PS = 735.49875 W
  • 1 lbf·ft = 1.3558179483 N·m
  • 1 kgf·m = 9.80665 N·m
入力値を確認してください。

トルクと RPM は 0 より大きい数値で入力する必要があります。

馬力計算の結果

米国式馬力

0.00hp

トルクと RPM を入力すると、hp・PS・kW がここにまとめて表示されます。

kW = N·m × rpm × 2π ÷ 60000

PS 0.00 PS

国内資料でよく見る仏馬力表記

kW 0.00 kW

EV や公式資料との比較に便利

基準トルク 0.00 N·m

計算に使った N·m 換算値

入力の要約 0 N·m · 0 rpm

現在の計算条件をすぐ見直せます

計算の流れ
トルクの正規化 0 N·m = 0.00 N·m
kW 計算 0.00 × 0 × 2π ÷ 60000 = 0.00 kW
hp 換算 0.00 kW × 1000 ÷ 745.6998716 = 0.00 hp
PS 換算 0.00 kW × 1000 ÷ 735.49875 = 0.00 PS
読み取りのポイント

同じ条件なら PS は hp より少し大きく表示されます。入力トルクはまず N·m にそろえて計算するため、トルク単位が違っても条件が同じなら結果は一致するはずです。

この計算機は、トルクと RPM から軸出力をすばやく比較するための参考用ツールです。測定位置、駆動損失、温度条件、計測機器の補正状態によって実際の表示出力は変わるため、メーカー資料やダイノ測定値とあわせて確認してください。

馬力計算機とは?

馬力計算機は、トルクと RPM から出力を hp、PS、kW で読み替えるためのツールです。エンジンやモーターの仕様表では、トルクは N·m、出力は PS や hp、EV 系では kW といったように単位が混在しやすく、そのままでは比較しにくいことがあります。このページでは入力値ひとつで主要な出力単位をまとめて確認できます。

同じトルクでも回転数が変われば出力は変わりますし、同じ出力でも hp と PS では表示値が少し異なります。数値だけを暗記するより、トルクと回転数の関係を一緒に見ながら比べるほうが判断しやすい場面が多いため、このツールはその比較作業を短くするために作られています。

こんな場面で使えます

自動車、バイク、産業用モーターの仕様表を見比べると、トルクと最大出力が別々の単位で書かれていることが珍しくありません。たとえば N·m と kW で書かれた資料と、lbf·ft と hp で書かれた資料を比べるとき、まずトルク単位をそろえたうえで出力を同じ基準にすると読みやすくなります。

また、ダイノグラフの特定ポイントのトルクと RPM からおおよその出力を再計算したいときや、チューニング後に狙った回転域でどの程度の出力が期待できるかを見たいときにも便利です。エネルギー側の見方もあわせて確認したい場合は、同じ言語版の FPE計算機 もあわせて使うと比較しやすくなります。

  • 仕様表のトルクと出力を同じ基準で読みたいとき
  • ダイノシートやログの特定ポイントを検算したいとき
  • hp、PS、kW の違いで混乱しやすいとき
  • lbf·ft や kgf·m のトルクを N·m 基準で見直したいとき

主な機能

入力項目はトルク、トルク単位、RPM の3つに絞り、すぐ結果が読めるように構成しました。結果は上段で hp を大きく見せ、その直下で PS、kW、N·m 換算トルク、入力要約を並べることで、単位違いの比較を止めずに確認できるようにしています。

さらに、数値だけではなく「トルクを N·m にそろえる → kW を出す → hp と PS に換算する」という順番もそのまま表示します。仕様表やメモの値を検算したいときに、どの数字がどこで使われたかを追いやすい構成です。

  • 3つの出力単位を同時表示 – hp、PS、kW を同じ画面で比較
  • 複数トルク単位入力 – N·m、lbf·ft、kgf·m を選択可能
  • N·m 基準値の表示 – 実際に計算へ入った標準トルクを確認
  • 式の展開カード – 各段階の計算を順番に追える
  • サンプルボタン – よく使う条件をすぐ呼び出せる

使い方

まずトルク値を入力し、見ている資料に合わせてトルク単位を選びます。次に同じポイントの RPM を入力して計算すると、hp、PS、kW が同時に表示されます。N·m 基準トルクと式の展開もあわせて出るため、入力値が合っているかをその場で見直せます。

比較するときは、できるだけ同じ回転域と同じトルク基準でそろえてから読むのがコツです。単位が違っていても、このツールではまず N·m に統一してから計算するため、hp と PS の差だけで混乱しにくくなります。

  1. トルク値を入力します。
  2. N·m、lbf·ft、kgf·m の中から単位を選びます。
  3. 対象ポイントの RPM を入力します。
  4. 計算するを押して hp、PS、kW を確認します。
  5. 式カードでトルク正規化と換算の流れを見直します。

馬力の計算式と単位の読み方

このツールはまず入力トルクを N·m 基準にそろえ、回転力と角速度の関係 P = τω を使ってワット(W)を求めます。RPM はそのままでは角速度ではないため、実際の出力計算は kW = N·m × rpm × 2π ÷ 60000 の形になります。そこから kW を hp と PS にそれぞれ換算して表示します。

換算係数は NIST Guide to the SI Appendix B.9NIST SP 811 を基準に整理しています。このページでは 1 lbf·ft = 1.3558179483 N·m1 kgf·m = 9.80665 N·m1 hp = 745.6998716 W を使い、PS は 75 kgf·m/s = 735.49875 W として扱います。そのため、同じ条件なら PS のほうが hp よりわずかに大きく表示されます。

  • トルクの統一 – 入力単位が違っても、まず N·m へそろえてから計算
  • kW を先に計算 – 出力はワット・キロワット基準で先に求める
  • hp と PS の差 – 同じ出力でも PS のほうが少し大きい
  • 検算の流れ – トルク換算 → kW → hp/PS の順に見るとわかりやすい

よくある質問

hp と PS はなぜ少し違うのですか?

どちらも馬力ですが基準が違います。hp は米国式の mechanical horsepower、PS は metric horsepower を指すため、同じ出力でも PS のほうが少し大きい数値になります。仕様表を比べるときは、まずどちらの表記かを確認するのが大切です。

なぜトルクと RPM の両方が必要なのですか?

出力はトルクだけでも、RPM だけでも決まらないためです。同じトルクでも回転数が上がれば出力は上がり、同じ RPM でもトルクが大きくなれば出力は上がります。馬力を求めるには両方の値が必要です。

lbf·ft や kgf·m のトルクもそのまま入力できますか?

はい。この計算機は N·m に加えて lbf·ft と kgf·m の入力にも対応しています。単位を正しく選べば内部で N·m に換算してから同じ計算式を適用するので、異なる単位の資料を比べるときにも使いやすいです。

RPM が2倍なら出力も2倍になりますか?

トルクがまったく同じという前提なら、その通りです。式では出力がトルクと RPM に比例するため、同じトルクを保ったまま RPM が2倍になれば出力も2倍になります。ただし実際のエンジンでは回転数に応じてトルク自体が変わることが多いため、実測では単純比例にならないことがあります。

kW 表記の EV やモーター資料とも比較できますか?

はい。結果に kW を含めているため、EV や産業用モーターの資料とも比較できます。hp や PS と並べて読むことで、単位体系の違う資料でも同じ出力感覚で見やすくなります。

この結果をそのまま実測最高出力と同じと見てよいですか?

いいえ。このページの結果は入力したトルクと RPM をもとにした参考値です。測定位置、駆動損失、温度条件、計測機器の補正方法によって実際の表示出力は変わるため、ダイノシートやメーカー公称値とあわせて判断するのが安全です。

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